理想と現実のギャップを埋めるプロフィール写真

Dating Service(出会い系サービス)では,プロフィール写真が魅力的であると,コミュニケーションが活性化する傾向がみられる.そのため女性を中心に画像加工アプリなどを利用し,自身のプロフィール写真を加工(盛り)するユーザが増えている.Dating Service ではオンラインで出会い,その後現実世界で会うことが主目的である.そのため加工された写真のみを見た状態で対面すると,想像した容姿と現実の差からネガティブな印象を与えてしまうことがある.そこで本稿では,初見時には加工された画像を利用していても,中長期にわたるコミュニケーションの過程で写真を徐々 に加工前のものにモーフィングさせる手法を提案する.予備的実験により,そのようなモーフィングによる画像の変化を知覚することが困難であることが示され,有用性が示唆された.本手法により,オンライン上での魅力的な印象と実際の対面時のギャップ軽減を両立できることが期待される.